東海道線で通勤できない日誌~Season 5~

これから東海道線で通勤ができるんだかできないんだか…

私が深作ヘススさんに投票しようと考えた理由

今回の参院選、神奈川選挙区からは22名の方が立候補しています。
その中で私が深作ヘススさんに投票しようと考えた理由をつらつらと書いていきたいというのが今回のエントリです。

久しぶりだなあ…ブログ笑

まず挙げられるのが、表現の自由に関する考え方について、かなり深く同意できたからです。

先日、関内駅で深作ヘスス候補が駅頭に立っていると、Twitterで知りました。知ったというよりは、今回の参院選、どの候補者に投票しようかといろいろな候補者の主張を調べて、最後の最後に深作さんのお話、その人柄を知りたいと検索して出向いたということの方が正しいです。

今回の選挙の投票先を考えるにあたって、現岸田政権について、私自身の評価を表す必要があります。

「何もしない政権」

以上。

何もしていないわけではない、ロシアのウクライナ侵略に対して強硬な態度をとれているのも岸田政権の特徴ではあります。ただ、国内の経済施策についてはほぼ無策であるのではないか、電気代めっちゃあがってるのにポイント還元ってどうなん?そんな岸田政権、ひいては自民党の候補者に投票することが本当に私自身の投票行動として正しいのかと疑問を持ったのが、私の投票先の候補者探しのスタートでした。

 

各候補者の政策を見ていった結果、二人まで絞りました。
立憲民主党の水野候補と国民民主党の深作候補の二人です。

二人とも新人で今回の神奈川選挙区で3年のみの人気を争う”5番目”の当選ラインに乗っている候補者…水野候補の方がどちらかというとリードしている状況ではある、その二人。

ただやはり、水野候補については経済施策で大規模緩和継続について反対、原発再稼働についても反対、国防に関する施策についてもネガティブな対応、ということで、私の思想と相容れないものがあって、結局深作候補なのかなと、関内駅で深作候補に会いたい、会って話を聞いてみたいと、向かった次第です。

 

その際にいくつか質問をさせていただいたのですが、その3つ目が表現の自由に関する質問で、その回答で私は深作候補に投票しようと思いを深めました。

 

「私はリベラルな立場だと自分自身考えているのですが、表現の自由について、他者の権利を法的に侵害しない限り、その表現の自由は守られるべきではと考えています。」これが私の考えであり、質問。

 

この私の質問に対して、深作候補は、

 

「私もほぼ同様の考えです。表現の自由について立法でそれを制限するのか、司法で判断するのかは考える必要があるが、自分のアメリカでの経験も踏まえて極力守られるべき」(私が受けた意訳で、正確に深作候補の言葉を記載しているわけではありません)と、答えていただきました。

 

正直満点以上の回答。その前の二つの質問(追って書いていきたい)以上にこの表現の自由に関する回答について、深く同意することができました。

 

結局、10分程度会話させていただいたのですが、深作候補は極めて進歩的でリベラルな改革志向の候補者だと確認し、もうこの人に投票しようと決めて昨日、Tweetした次第です。

 

あとね、やっぱりポッドキャストにupされていた、決意表明…いわゆる第一声ってやつの言葉も重かった。

 

https://open.spotify.com/episode/2amozpNIwN3Qkt7ltL3H9x?si=dVb_PMduR5iMQFVrMQddPA

 

37歳の深作候補。「人生のほとんどを失われた時代の中で過ごしてきました。しかし私たちの青春は一回も失われていない。それなのに勝手に私たちの世代は失われているといわれている。私たちには青春があった。楽しい時間があった。(中略)私は私の人生は、私たちの人生は一切失われていない。」

 

これって本当に重い言葉だよね…そして、こう続きます。

 

「私たちはこの失われた時代の間、自らがどのように幸せでいられるのかこれを追求しながら必死で生きてきました。その間政治は何をしてきたのか。」

 

前段の”私たちの人生は失われていない”と”失われた時代の間”で矛盾しているかに感じるけど、でもそうではなく、自分自身が青春を感じて必死で生き抜いてきたとしても、反面政治がその時代の成長に対してもっとできたことがあったはず、何をしてくれていたのか?という憤りも感じられて、いわゆる団塊ジュニア世代で、バブル崩壊後に就職して、氷河期世代って、環境的には地獄のような私にも刺さる、演説だったってのも、深く感じ入りました。

 

あともう一点、深作候補と話していた中で、これはほんとにいい考え方だなって思ったのが、今回の参議院選挙の神奈川選挙区で22名の候補者がいることに対して「選択肢が広がったことがとても良いこと」と表現されていたことです。

 

この表現の仕方、本当に大好きです笑

 

私自身、党派はもちろんいろいろと批判のあることだと思いますが、ポスターで林業×ITを記載されている候補者さんや、藤沢の地域振興のためにYouTubeでいろいろと活動なさってる候補者さん、在日ウイグル人の候補者さん…などなど、たくさんのバックグラウンドの方が立候補なさっている状況を”候補者の選択肢が広がってとても良いこと”と表現するその感性、めっちゃ好き笑

 

元々私の住む神奈川15区が河野太郎さんしか選択肢が無いという状況から今回の神奈川選挙区は本当にいいですねっという、私の話への何気ないレスではあったのですが、あー、これこれ、この感性だよね…これが一番投票したいと思う理由になるなぁって、思いました。

 

いやー、この年になってこんなに推せる候補者さんが神奈川に出ていただけるなんて本当にありがたいものです。

 

もちろん国民民主党の政策実現能力については疑問を持っています。議員も少数で与党に似通った政策の野党、いわゆる”ゆ党”がどんな存在意義があるのか、とか。

 

でもね、せっかくの投票です。わたしが”好き”って思った候補者さんに投票するのもいいじゃないですか笑それになんだかこれで深作候補が5番目に滑り込んだりしたら、面白そうじゃない?っていうのもありますし。

 

まぁ、そんなこんなで投票しようって私は決めました。

 

あと私がした質問の二つ…”エネルギー政策”と”国防に関する施策”についてはまた改めて、書いてみたいと思います。

これも結構面白いんだよなぁ…