去年の春先から始めた東京夜のお散歩。
っといっても、会社から東京駅まで歩く約1時間30分のコースだけれど、ルート的にいくつかあって、日によっていろいろな道を選んで帰っています。
多分、これは都会だからできること…なのかもしれません。
こないだ、ポッドキャストのさくら通信で、作家のさくら剛さんが諸般の事情で帰省している…浜松ではどこも真っ暗でそうもいかないっ!っと、お話されているのを聞いて自分もかつて住んでいた鹿児島県鹿屋市や和歌山の田辺市などを思い出すに、確かにそりゃそうよなぁ…っと、しみじみと同意、ということで。
永代通りを渡って永代橋、少し裏を通って隅田川大橋から人形町まで出て永代通りへ、佃の方に向かって相生橋を渡り中央大橋、八重洲通りで東京駅へ。
結局なんだかんだで隅田川を渡るために橋をわたらなくてはいけないのですが、そこに至るまでに無数のルートがあって、それぞれにお店があったりなんだったりと、人の息遣いを感じながら歩くことができます。
1か月ぶりに同じ道通ったらお店が入れ替わっていたりして、あれ?前は違ったよね?だなんてことも…でも中の人は同じ、だなんてことも。
ただやっぱり、今はコロナの影響で…ねぇ。
夜歩いてもこんな感じでたいてい閉まっているので、ちょっとまぁ、こればっかりは仕方ないとは思うのだけれど、やはりちょっと寂しい。
寄れるところがコンビニしかなくなる。
そして酒類をコンビニで補給するしかなくなる。
…コンビニだけが儲かる構図ではないか…ん、そうでもないかな、そもそも人が出てないのだからコンビニが儲かるかどうかなんてわからないもんね。
ま、でもなんかな、そういう静かなまちを歩くのもディストピア感があってよいものですし、しならくはこんな感じなんだろうなぁっと、そういうまちを見ながら歩いていきたいですね。