東海道線で通勤できない日誌~Season 5~

これから東海道線で通勤ができるんだかできないんだか…

いまだに隣組が機能しているんだなぁ…っと感じたこのコロナ社会。

しかしなんなんだ、三点リーダー症候群って…

www.news-postseven.com

 別にいいじゃんね…三点リーダー使ってたって…笑

 そのあいまいさがいいんじゃんさ…なんか西野カナみたいな感じになるな…三点リーダーばっかり使ってると…何でもかんでも症候群ってつけりゃーいいってもんじゃないじゃん…笑

 確かにそういう傾向があるのは否めないかもしれませんが、そういうあいまいな感じでもいいんでないのかなっとも思いますよ。仕事だったらそりゃダメでしょうけれど、人間関係で何でも白黒はっきり判断する必要なんてないでしょ。LINEだのTwitterだのでうだうだやってる話で話を濁すななんて言われたって、はーそうですか、めんどくせーな、こっちはいろいろ気を使ってんだよって、思いますよ。はっきり書いたら書いたでポリコレ警察が取り締まりに来るんですから。だれだってそりゃ、三点リーダー使ってあいまいにしておきたいって思うのが当たり前でしょうに…ブツブツ。

 

 さてさて、話は変わって、やっぱり日本は隣組が機能しているんだなぁ…だなんて思っているのです。いや、このコロナ禍でもさ、夜の飲食処の皆さんを犠牲にしてしまっているけれど、私権の制限を他国と比較してもほぼ行わずに徐々に陽性者数を引き下げていくんだもん、逆に恐ろしいなって思います。

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東京都の推移①(東洋経済オンラインより)

 どうしても、悲しいことだけれどこれまでに罹患してしまった方がお亡くなりになられる数っていうのは元の患者数が増えてしまっているためになかなか減らすことは難しいので高止まりしてしまいますが、一方で重症者数は漸減、検査陽性者数も徐々に減ってきています。

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東京都の推移②(東洋経済オンラインより)

 PCR検査人数については先週あたりからそもそもの数が年明けのピーク時と比較して減少しているのでそれが陽性者数の減少とリンクしていることも否めないのですが、実行再生産数が1を切った状態で推移しているので、どちらかというとじんわりとですが陽性者数が減っていく傾向にあるのは間違いないと、推測できます。

 その主だった原因がワクチン接種とか強力な法規制とかではなく単に言葉だけの"緊急事態宣言"の発令ってんだからほんとに日本は怖い国だなって感じます。緊急事態宣言の発令によって、地方自治体によってですが夜間の飲食店が閉じて会食由来の新型コロナウィルスの拡大が止まったともいえますが、減ってるのって緊急事態宣言が発令された地方自治体だけじゃなく、全国的にその傾向があるのでそれだけかといわれるとちょっと違うような気がしています。

 どちらかというと、首都で緊急事態宣言が発令された!っというニュースが全国的に伝播してそこまで危険でもない地方もほぼ東京と同様の状況になり、新型コロナの拡大を防ぐことができているというように見えるんです。

 それはまだ衰えたとはいえ地上波メディアの力が大きいのかもしれません。どうしたってテレビだとローカルニュース枠より全国ニュース枠の方が大きいですし、全国的には地方紙が力を持っている地域も多いのですけれども、共同通信配信の記事で紙面を作っている新聞社も多いので、やっぱりなんかとんでもないことになっているんだな…っと、感じる方が多いのではないのかなと。もちろん、地方都市でクラスタが発生して封じ込めをするというコロナ拡大初期団体の自治体が必死になって動いているからまだ多くの地域でそこまで拡大していないということもあるのは当然のうえ、です。

 そしてその"緊急事態宣言"っという本当の意味での"言霊"を機能させたのが"隣組"システム…しかもこれはたちが悪いことに…旧来の五人組的な隣組ではなく、全国津々浦々に広がった相互監視社会的な性質を持つ隣組システムになっているため、一歩間違えればとんでもないことになるのではないでしょうか。

 〇〇警察、だなんて笑っていられるのも今のうちではないかと。最初はマスク警察だったのが今は布マスク警察に進化しているようで、不織布マスク以外はマスクと認めない人が出てきているとか…笑

 去年の2~3月、4月頃は不織布マスクが買い占めも原因で入手することが難しく、せめて布マスクでもしていた方がしないよりも感染拡大に効果があるということで、いわゆる"アベノマスク"の配布や自作でも布マスクを着用しておけばとりあえずはOKみたいな感じでした。

https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/content/000003662.pdf

 実際リンク先の論文でもあるように、マスクを着用することによってウィルスを拡散させないことに布マスクも効果があることははっきりとしていて、その効果は外科用のマスクとさほど変わらないことが記されています。密着させたN95マスクが一番効果が高いのは当たり前ですが、密着させないとそこまで効果がないってことも記されていて、マスクを着用するのは感染予防というよりは、どちらかというと感染を拡大させないために、ってことが研究の結果からも明らかです。

 で、そういう意味を何も考えず、布マスクを着用している人を排除しようとする傾向が出てきているっていうのは、なんかどんどん〇〇警察がエスカレートしていっているようでちょっと怖いなって思うんです。

 反面その隣組効果が他国と比較して新型コロナの拡大を強力な私権の制限をせずとも防いでいるというのも説得力があって、一概にはいいとも悪いとも言えない…そうここで三点リーダーの出番ですね…あいまいなんですよねー、やっぱり…その評価って…ただ、強力に私権を制限してその分たっぷり補償をするっという施策もあるので、っといっても、日本は他国と比較してそれなりに補償が手厚くなっているというデータもあって、やっぱりなんとも一概には言えないんだよなぁ…っと、三点リーダーを大活用できるのがブログのよいところですね…笑

 とはいえ、この夜の街に繰り出した繰り出した議員がフルボッコにされる(当たり前ですが)のを見ると、我々の隣組の通報&制裁制度がしっかりと機能していて、素晴らしい抑止力となっているってことは、三点リーダーを使わずに言うことができるでしょう。

 

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 こないだ山に登って(っといっても200mの高さもない低山ですが)早い桜が咲いていたのですが、その時、若干人がいたんですよね。で、山に登るときって苦しいからマスクとかしてないじゃないですか。でもその山、山頂まで車で行けるんですよね。だから山頂にいる人たちはマスクしているんです。で、私はマスクをしていないと。なんかね、そんなに密にもなっていない、しかもオープンエアーで感染リスクがほぼないところでね、マスクをしていないということがなんだかこうとんでもない罪を犯しているような気になってくるんです、こんな私でも。

 いやほんとにこの一億総隣組による監視社会っていうの、めっちゃ怖いなって、桜を見ながら感じた次第です。